Dyshow blog (技術情報+ect!)

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JIMTOF

JIMTOFに行って来ました。
今回は展示の閲覧以外に「シンポジウム」を聞いてきました。
土曜日にMSTが企画した「焼ばめホルダと5軸加工機」についての講演がありました。
焼ばめホルダの良さは痛感しておりましたが、今回の展示では「高周波電磁誘導方式 焼きばめ装置」が目を引きました。「加熱5秒」「冷却30秒」という優れものでした。
またオープンマインドテクノロジー社の「ハイパーミル」の話も聞けました。他CAMと比べるとやはり優位性はあるようです。

トータルで総合すると5軸加工機導入に当たっては
1)本機(機械によりけり・・・¥3000万)
2)CAM(HyperMill:¥800万) + シュミレーションソフト(¥数百万)
3)焼ばめツール(本数により・・・¥数十万~百万)
4)高周波電磁誘導方式 焼きばめ装置(BIG製 ¥300万)
5)その他・・5軸専用クランプバイス他(いろいろ・・・¥数十万~百万)

といったところが、必須ですね。
¥4000~¥5000万円以上コースですね(自爆)

公演内容をかいつまんで以下に記します

*****************************

干渉回避の基本理論(オープンマインドテクノロジー社)
・スムースなテーブル回転による製品精度、品位の向上がメリットでそのようなデータ出力が求められる
・一度ワークに付いた刃物を出来るだけはなさずに加工できるかどうか
・自動干渉回避について
刃物の突き出しや、チャックによる干渉ポイントで、急に回避運動するのではなく、先読みして徐々に回避運動が出来るデータが優位である
・傾斜軸と回転軸の両方を使った干渉回避がよい
・焼ばめホルダーのスリムラインツールはテーパーネックなので回避運動がスムーズに行え、データ量、演算時間の短縮が期待できる

干渉チェック機能、方法
・CAM上では機械の構造体自体のシュミレートが不可能であり、CLデータ(CAM独自の形式)でのシュミレーションにとどまる
・NCデータを利用してシュミレーションをしなければならない。シュミレーションソフト導入により主要CAMとのダイレクトインターフェイスによる安易な運用をおこなえる


工具について(OSG)
・ラジアスエンドミルによる曲面荒取りにより、取りしろ一定による仕上げ加工が可能である(段々取り「スカロップハイト」が解消される)
・テーパーネックによる工具のアスペクト比による強度の違い(弱テーパーでも非常に効果的)

工作機械構造のポイント、及び段取りについて(牧野フライス)
・ワークセッティングのし易さ
・操作性、段取り
・ワークにアクセスしやすい構造
・5軸専用バイスの活用
・ワークのアリ溝固定は有効(省力でも、不動)
・ワークホールディングパレットの有効活用
・ピクチャーフレーム治具

デメリット、今後の課題
・面精度の向上
・荒加工の能率化
・部品点数低減の傾向に伴う部品の一体化、複雑化に対応するノウハウ
・プログラム作成に時間がかかる
・精度管理が難しい
・工具形状の進化

***********************************



有意義な講演を聞けて非常に満足だったのですが
時間の関係で質問出来ませんでした。非常に残念・・・・


Q1)ドイツ規格「トライボス」コレットシステムは把握力、繰り返し精度において焼ばめと遜色ない、もしくはそれ以上のデータが取れるらしい。また取付専用機器が不要なので導入コストがかからない。
今後日本での展開や取り扱いなどの将来について

Q2)焼ばめセットについて
・突き出し長を調整して取付できるのか?
・工具取付時に万が一「ゴミなど」をかんだ場合、そのツールは精度的に再利用できるのか?狂いや変位のデータなど、参考例、もしくはユーザー代表は実体験などはあるのか?


んなかんじでした。機会があればMSTさんに聞いてみようと思います

sinpo.jpg
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